精神医療被害者及び家族、この問題に関心のある皆さまのための掲示板です。

精神医療被害掲示板

600822

●投稿の前に、同類のトピックがある場合はそちらに書き込んでください。
薬の副作用報告は、同一薬剤のトピック(該当薬剤のトピックがない場合は件名に薬剤名を入れ投稿下さい。)
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Mad In America eureka

2012/12/01 (Sat) 03:26:16

Mad In America (http://www.maoinamerica.com)に
こんな記事がありました。
 More Evidence That Antipsychotics Shrink The Brain (抗精神病薬が脳を委縮させるというさらに多くのエビデンス)
「ヨーロッパの研究者が初回エピソード精神病の43の画像研究を再検討し、向精神病薬が脳の灰白質容積を減少させていることを発見。向精神病薬による治療中若しくは過去に抗精神病薬による治療を受けた患者の75%に灰白質容積の減少が見られた。こうした異常が見られなかったのは僅か25%で、その殆どは薬剤未投与もしくは投薬治療を受けていない患者であった。研究者は、異常は投薬治療を受けている患者に著しく深刻であると語り、向精神病薬は大脳皮質前頭葉の血流を減少させる可能性があるという意見を述べ、これが脳組織の委縮を招くメカニズムである可能性があると推測している。」(http://www.madinamerica.com/2012/09/more-evidence-that-antipsychotics-shrink-the-brain
本文は、
 Multimodal meta-analysis of structural and functional brain changes in first episode psychosis and the effect ofantipsychotic medication (初回エピソード精神病における脳の構造的及び機能的変化のマルチモーダル・メタ分析と向精神病薬治療の影響)(http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S014976341200125X)
 
 これは Neuroscience & Biobehavioral Reviewsの11月10号に載った記事です。



Re: Mad In America - ぽろぽろ

2012/12/01 (Sat) 06:28:07

灰白質容量の減少は、具体的にどんな症状を起こすのですか?
対策出来るものならしていきたいと思います。

私は、ジプレキサ2.5mgを12年服薬しています。

Re: Mad In America - 自分が分からない

2012/12/01 (Sat) 13:00:58

私は脳動脈硬化症を発生しています。
  脳血流低下による副側路が形成されています。
  認知症の症状が出ています。
私はメイラックスを13年間連用して今断薬後9ケ月です。
統合失調症様の状態です。
向精神薬は必ず脳・心臓・血管を傷めます。
向精神薬で認知症患者を大量に造り施設で稼いでいるだけです。減薬・断薬して精神医療に関わらないことです。

灰白質容量の減少対策について eureka

2012/12/01 (Sat) 22:40:23

 ぽろぽろさん、こんにちは。
 私自身はよく知らないのですが、米国心臓学会の「脳卒中」に関する文献によれば、脳の灰白質の容量変化は認知的機能の目安になり、灰白質が減少することは鬱状態、歩行困難性、排尿困難などの現象を伴うとしています。他にもあるかもしれません。調べてみてください。
 またこのNeuroscience & Biobehavioral Reviewsの研究では、前頭葉部分の減少がみられました。前頭葉は脳の司令塔と呼ばれる様にその機能は多岐にわたりますが、容量減少によって意欲や創造性、計画性といった機能に影響が出るのではないでしょうか。長期間強力な向精神病薬を投与すれば、統合失調症の陰性症状の様な症状や抑うつといった症状が発現する可能性は十分にあると考えられます。
 薬で脳が委縮すると思うと恐ろしいですが、個人差や環境の差もありますから、必ずしも重篤な症状が出るとは言えないし、実際どうなるかは予想がつきません。何か症状が出て初めて脳容量減少のせいではないかと思い至るのが普通でしょう。
 対策としては、私の意見ですが、スポーツその他の趣味、学習等で楽しみながら脳を使うのが良いのではないでしょうか。新たな資格に挑戦するとか、サークルに入るとか、対策は色々あると思います。
 入院中、同室で鬱の方がいらっしゃいましたが、彼女は脳の委縮を防ぐ効果があると主治医に勧められて「百ます計算」をしていました。私は通信教育で認定心理士の資格を取りつつあります。
 薬の影響以外に老化という問題もありますが、脳は使えば使うほど活性化します。楽しくて充実することをするのが一番だと思います。
 ジプレキサは体重と血糖値と糖尿が要注意だと医師から聞いています。そちらの方は大丈夫ですか?
 お元気でお過ごしください。
 
 
 

Re: Mad In America - ぽろぽろ

2012/12/02 (Sun) 06:18:05

eurekaさんありがとうございます。
灰白質の減少怖いですね・・主治医には「あなたは服薬量が少ないので大丈夫だと思いますよ」と言われましたが、私は彼の言う事が信用できません。
積極的に予防につよめようと思います。

新しい事への挑戦、すばらしいですね!
私は1年前から2時間かけて徒歩出勤退勤始めました。これ脳の血流にいいですよね。これを始めて血糖値・コレステロール・貧血が良くなりました。続けます。
私ももっと元気になったら資格取得を目指して、精神疾患に苦しむ人を助けたいと思っています。そんな日が来ることを願ってますます回復に向けて頑張ります。

ヨガが有効 eureka

2013/01/28 (Mon) 23:06:05

 1月26日の記事
 「睡眠障害、ADHD,うつ、統合失調症にヨガが効果あり」と、Duke University とIndian Council of Medical Researchの研究結果が出ているそうです。 この研究成果はFrontiers In Affective Disorders And Psychosomatic Researchの1月25日号オンライン版に掲載。
 言うまでもなく、身体に意識を向けることで、頭の中でグルグル回っている思考から解放され、頭が空っぽになり、気持ちが楽になります。それに、薬で鈍くなった心身機能を回復できます。代謝も良くなります。血の巡りも良くなります。冷え対策になります。
 ヨガでもピラテスでも、気功でも、ゆる体操でも、身体を動かす気になれるなら、精神科のリハビリに最適ではないでしょうか。ただ、ヨガのやりすぎで神経過敏になり、入院された方もいらっしゃいました。ほどほどだと思いますが。
 
 

高齢者への向精神薬投与と転倒 - myu

2013/02/10 (Sun) 15:06:53

"Maturitas: The European Menopause Journal" に発表されたオランダの研究者による論文

"Psychotropic medications, including short acting benzodiazepines, strongly increase the frequency of falls in elderly"

「短期作用型のベンゾジアゼピンを含め、向精神薬の投薬は高齢者の転倒頻度を強力に増加させる」

http://www.maturitas.org/article/S0378-5122(13)00013-3/abstract

Conclusions
This study confirms that taking psychotropic medication, including short-acting benzodiazepines, strongly increases the frequency of falls in elderly. This relation should be explicitly recognized by doctors prescribing for older people, and by older people themselves. If possible such medication should be avoided for elderly patients especially with other risk factors for falling.

結論
本研究は、短期作用型のベンゾジアゼピンを含め、向精神薬を服用することは高齢者の転倒頻度を大いに増加させることを確認した。この関係は高齢者に薬剤を処方する医師、ならびに高齢者自身にも明確に認識されるべきものである。可能であればこうした薬剤の処方は高齢患者、とりわけ他の転倒リスクの高い患者には避けるべきである。

Re: Mad In America 覆面ババ

2013/02/11 (Mon) 09:54:32

eureka さんの文を読んでみて、亡くなる前の娘が話していたことを思い出しました。物が覚えられないくて、アルツハイマーの様だと、今の事を覚えていなくて、失敗する。脳が委縮しているようだとも話していました。

娘は短期間でしたが、パキシルとセディールを一緒に出されたり、亡くなる前はジェイゾロフトを処方されていました。

手記を読むと、娘はそんな状態では、大変な子育てが出来るか?とも心配していました。薬で、そんな状態になったことを本人は察していたのかもしれません。

石油系の向精神薬は百害あって一利なしです。反論するなら、精神科医が皆さんと同じように飲んで、自分で人体実験をしてみれば良いと思います。

平気で麻薬のような薬を、鬱かと悩める人に飲ませるような医者は、悪党ですから、絶対に自分では飲みませんね。抗がん剤をある大学病院の医者に、自分が飲むかと聞いたら、271人の中で270人が飲まないと、間違って1人だけが飲むと答えたと言う話があるそうです。

赤ひげのようなお医者さんもいられますが、お金儲けが目的の医者は、白衣を着た売人で、その辺にゴロゴロ心療内科の看板を掲げて商売をしています。

お医者さん信仰と薬信仰を止めて、人に話を聞いてもらい、自分で納得すれば、うつなんて治ると思います。あれだけ鬱だうつだとマスコミで放送すれば、もしかして?自分も鬱かと、病院の戸を叩くのだと思います。そんなキャンペーンには乗らない事だと老婆心ながら申し上げます!

皆さんは病気にさせられているのです。薬を飲まないようにして、早く健康な人になって下さい!

抗精神病薬による白質の急激 - myu

2013/03/07 (Thu) 03:43:44

"White-matter microstructure in previously drug-naive patients with schizophrenia after 6 weeks of treatment"
DOI: http://dx.doi.org/10.1017/S0033291713000238 (About DOI), Published online: 27 February 2013

「初発統合失調症」治療のために抗精神病薬投与したところ、6週間の追跡において前頭葉白質に急激な減少が見られたとする中国人研究者による論文。

Cambridge Journal (ケンブリッジ・ジャーナル) 、Psychological Medicine (サイコロジカル・メディシン) に掲載。
http://radioprotection.org/action/displayAbstract?fromPage=online&aid=8843288&previous=true&jid=PSM&volumeId=-1&issueId=-1

Conclusions
During the early phase of treatment, there is an acute reduction in WM FA that may be due to the effects of antipsychotic medications. However, it is not possible to entirely exclude the effects of underlying progression of illness.
結論
治療の初期段階において、抗精神病薬の薬物療法によるもと思われるWM FAの急激な減少があった。しかしながら、元の疾患が進行した影響を完全に除外できない。

※ WM FA 白質のFA値  (FA) 白質線維の統合性の指標 Fractional Anisotropy

「元の疾患が進行した影響を完全に除外できない」
薬の副作用を認めない精神医療のよりどころ。最後の砦。

抗精神病薬は認知障害を改善せず - myu

2013/03/11 (Mon) 05:09:17

Long-term (3-year) neurocognitive effectiveness of antipsychotic medications in first-episode non-affective psychosis: a randomized comparison of haloperidol, olanzapine, and risperidone
(初回エピソードの非情動性精神病における抗精神病薬の長期(3年)神経認知への有効性: ハロペリドール、オランザピン、リスペリドンの無作為比較)

ロンドンとスペインの研究者による長期(3年)前向き無作為化研究。
"初回エピソードの統合失調症スペクトラム障害"患者79人を対象に、第一世代・第二世代抗精神病薬の神経認知への効果を調べたもの。

2013年3月2日、"Psychopharmacology" オンライン版に掲載
http://link.springer.com/article/10.1007/s00213-013-2994-z#page-1

Conclusions:
The major conclusion of this study is that haloperidol, olanzapine, and risperidone have not demonstrated substantial neurocognitive effectiveness, improving cognitive deficits present in the early phases of the illness.
(ハロペリドール、オランザピン、リスペリドンが、本疾患の初期に見られる認知障害の改善といった実質的な神経認知への有効性を示さなかったというのが、本研究の主たる結論である。)

=====

「大勢の人前で嫌がる人に無理やり「おぱんつ」を脱がさせ、その後3年間観察したところ、、それは自尊心の向上には繋がらなかった」という研究。

人権侵害 - myu

2013/03/11 (Mon) 05:29:24

先日(3月4日)、国連人権理事会の、「拷問及び他の残虐、非人道的な又は品位を傷つける取扱い又は刑罰に関する国連特別報告者」による報告書が発表されています。

「拷問等禁止条約」は日本も批准しています。

原文ダウンロード
http://www.ohchr.org/Documents/Issues/SRTorture/StatementHRC16SRTORTURE_March2011.pdf

(内容の一部)
○ 拷問や虐待という形で障害を理由に行われる精神医学による強制介入の撤廃を求める規範の作成、及びCRPD(障害者権利条約)により提供される権威のあるガイダンスにおいては大きな進歩があったにもかかわらず、依然として医療の場では深刻な虐待が行われており、障害のある人の選択の権利が、「患者にとっての最善の利益」という名目でかき消され、障害のある人に対する重大な侵害及び差別が、医療従事者の「善意」の仮面で隠されている可能性がある。

○ 精神疾患を理由とする自由の剥奪は正当化されるものではない。欧州人権条約においては、拘束を正当とするためには精神障害に一定の重症度が必要としている。しかし精神疾患の重症度は拘束を正当化するものではなく、また障害のある人等の安全を守るという動機によっても正当化されるものではないと考える。
さらに、障害を理由とて激しい痛みや苦しみを負わせる自由の剥奪は、拷問を禁止する条約違反の範疇にある。そのようなアセスメントにおいては、期限の定まらない拘禁、強制的服薬及び電気ショック、身体拘束や隔離、家族やコミュニティーからの隔絶などの要素が勘案されなければならない。

○ 政府は、合意のない精神科手術、電気ショック、短期・長期の両方で精神に作用する薬の使用を含め、障害のある人に対するあらゆる合意のない強制的医療介入を全面的に禁止しなければならない。

○ 障害を理由にした精神医学の強制介入を終わらせる義務は、即座に適用されるものであり、財源不足はその実施の先送りを正当化するものではない。

サインバルタ 自殺訴訟 - myu

2013/04/12 (Fri) 03:34:43

"Eli Lilly and Co. settles wrongful death lawsuit"
(イーライ・リリー社、不法死亡訴訟に決着)
Apr 9, 2013

http://www.indystar.com/article/20130409/BUSINESS/304090105/Eli-Lilly-Co-settles-wrongful-death-lawsuit?&nclick_check=1

抗うつ薬、サインバルタ (Cymbalta) の服用を始めて4週間後に自殺したサウス・ダコタ州に住む16歳の少年の両親が、息子が自殺したのは同薬に自殺衝動を引き越すことがあることを知りながら適切な警告を怠ったためであるとしてイーライ・リリー社を提訴していた問題で、裁判開始を来月に控え、今回示談が成立。金額や内容は明らかにされていない。

2004年には19歳の少年が尿失禁の同薬治験中に首つり自殺しているが、こうしたケースの多くは今回同様に内容が明らかにされることなく示談となる。

この件について、イーライ・リリー社側はノーコメント。

統合失調症とベンゾジアゼピンの長期服用 - myu

2013/04/25 (Thu) 05:42:20

○ ベンゾジアゼピンの長期服用は統合失調症の改善に役立たない

ドイツ、中国、オーストラリアの合同研究チームが、抗精神病薬とともにベンゾジアゼピンを服用する1045人の患者に関する研究をメタ・アナリシスしたもの。(European Neuropsychopharmacology‐ヨーロッパ神経精神薬理学掲載)April 17

Dold, M., Li, C., Gillies, D., Leucht, S.; Benzodiazepine augmentation of antipsychotic drugs in schizophrenia: A meta-analysis and cochrane review of randomized controlled trials. European Neuropsychopharmacology. Available online April 17, 2013

http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0924977X13000722

アブストラクト 一部抜粋
There is no evidence for antipsychotic efficacy of additional benzodiazepine medication in schizophrenia. Therefore, benzodiazepines should be considered primarily for desired ultra short-term sedation of acutely agitated patients but not for augmentation of antipsychotics in the medium- and long-term pharmacotherapy of schizophrenia and related disorders.

統合失調症においてベンゾジアゼピン系薬剤を追加した抗精神病薬の有効性を示すエビデンスは全く存在しない。したがって、ベンゾジアゼピンは、主に急性の激越状態にある患者のごく短期の鎮静を目的に考慮されるべきものであり、統合失調症やその他の関連障害での中・長期の薬物療法における抗精神病薬に加えてその増強のために用いるべきものではない。

Re: Mad In America - 管理人

2013/04/25 (Thu) 14:29:58

myuさんいつもありがとうございます。
前記事とともに、メールマガジンのブログの方に転載させて頂きました。
http://mailmagazine997.blog.fc2.com/blog-entry-53.html

うつ病のスクリーニングには有力なエビデンスがない  - myu

2013/05/18 (Sat) 21:38:38

Depression Screening Lacks Strong Evidence, Say Canadians
May 17, 2013

The Canadian Task Force on Preventive Health Care has reversed its 2005 recommendations, finding methodological flaws, possible bias, and uncertain generalizability in a review of the literature. “In the absence of a demonstrated benefit of screening, and in consideration of the potential harms, we recommend not routinely screening for depression in primary care settings, either in adults at average risk or in those with characteristics that may increase their risk of depression,” the task force writes in a forthcoming edition of the Canadian Medical Association Journal.

うつ病のスクリーニングには有力なエビデンスがない ― カナダ、ガイドラインを変更
2013年5月17日

2005年のガイドラインでうつ病のスクリーニングを推奨していたカナダ予防医療タスク・フォースは、文献の再調査を行ったところ、方法論的な欠陥、バイアスの可能性、不明確な一般化可能性が見つかったとして、標準的治療法ガイドラインを逆戻りさせることになった。「スクリーニングで示されていたベネフィットは認められず、また害を及ぼす可能性があることを考慮して、プライマリー・ケア環境での平均的リスクのある成人、あるいはうつ病リスクの高い性格の人を対象にした定期的なうつ病スクリーニングを施さないことを推奨する」とした。カナディアン・メディカル・アソシエーション・ジャーナル(Canadian Medical Association Journal、略称:CMAJ)次号に掲載される。

http://www.cmaj.ca/content/early/2013/05/15/cmaj.130403.full.pdf+html

米政府、子供に対する抗精神病薬の過剰使用を調査開始 - myu

2013/08/13 (Tue) 03:07:40

《米》保健社会福祉省、効果を示すエビデンスも限定的な17歳以下のメディケイドの子供に対する抗精神病薬(エビリファイ・ジプレキサ・リスパダールなど)の過剰処方を調査開始と発表。里子への処方が顕著。
http://online.wsj.com/article_email/SB10001424127887323477604578654130865747470-lMyQjAxMTAzMDEwMTExNDEyWj.html?mod=wsj_valettop_email (ウォール・ストリート・ジャーナル)

Re: Mad In America - expresspower

2013/08/25 (Sun) 15:55:23

この戦いは、長いと存じます。

Re: Mad In America - expresspower

2013/08/29 (Thu) 07:48:27

文献有難う御座います。
厚生労働省も向精神薬患者に対してのアンケートの結果。
三種類以上の向精神薬を服用した場合には、
有害だと文面で明記してあります。

SSRIは短期の使用でも消化管出血を起こす - myu

2013/09/28 (Sat) 14:10:45

○ SSRI の使用は、たとえ短期間であっても消化管出血に関連する

台湾の国民健康保険データベースの記録を1998年から2009年分までレビューした結果、抗うつ薬の使用(7日~28日)は、短期間でも上部消化管出血と有意に関連していたという研究。
"American Journal of Psychiatry"(米国精神科学会発行の公式月刊誌)にSeptember 13, 2013 付けで発表。

http://www.madinamerica.com/2013/09/short-term-ssri-use-associated-gastrointestinal-bleeding/

"Short-Term Use of Serotonin Reuptake Inhibitors and Risk of Upper Gastrointestinal Bleeding" 
「セロトニン再取り込み阻害薬の短期使用と上部消化管出血のリスク」

Conclusions Short-term SSRI use (7–28 days) is significantly associated with upper gastrointestinal bleeding. Gender differences may exist in the relationship between SSRI use and upper gastrointestinal bleeding. Physicians should carefully monitor signs of upper gastrointestinal bleeding even after short-term exposure to SSRIs, as is done with nonsteroidal anti-inflammatory drugs and aspirin.

アブストラクト 結論
「SSRIの短期使用(7–28 日) は上部消化管出血と有意に関連している。SSRIの使用と上部消化管出血との関連においては、性差が存在する可能性がある。短期間でもSSRIを使用する場合は、NSAID (非ステロイド系抗炎症薬) やアスピリンの場合と同様、上部消化管出血に注意すべきである。」

http://ajp.psychiatryonline.org/article.aspx?articleid=1738031

特に男性にみられる傾向だそうです。

神経毒性仮説のクリティカル・レビュー - myu

2013/10/07 (Mon) 04:09:59

Does active psychosis cause neurobiological pathology?
アクティブ・サイコーシスは神経生物学的病理を引き起こすか
A critical review of the neurotoxicity hypothesis.
神経毒性仮説のクリティカル・レビュー

Psychological Medicine. September 25, 2013.

神経毒性仮説:エビデンスは「限定的」

文献レビューによれば、 『「精神病は脳に毒作用を及ぼす」とする仮説を支持する研究よりも、これを支持しないとする研究のほうが、その規模およびデザインの適切性において上回っていた。』ーーーーー "Psychological Medicine" に掲載

http://journals.cambridge.org/action/displayAbstract?fromPage=online&aid=9016764&fulltextType=RV&fileId=S0033291713002341

 ーーーー
やはり、脳を破壊するのは「病気」とされているものではなく、それを「治療する」という薬・・・。

Re: Mad In America - 風

2013/10/07 (Mon) 10:36:15

出版されている統合失調症の本の内容に疑問を感じます。

書かれている内容は、
 *MRI検査で、重症の人の中には前頭葉が欠如している場合がある。
 *スペクト検査で、前頭葉への血流が明らかに低下している。
 *MRI検査で、側頭葉の体積が減りスカスカになる。
 *MRI検査で、大脳辺緑系の体積減少。
等が、載っていもす。

向精神薬を服用した後の検査結果が書かれているのではないかと思えてなりません。

何故ならば、皆さん、精神科を受診した時、MRIやスペクト検査をしてから、向精神薬を処方されたことありますか?
殆ど、そのような検査はしないで、患者の話を聞いただけで医師が判断し、処方されていますよね。

その結果、悪化してから、初めてMRIやスペクト検査をしているのが現状ですよね。

向精神薬を過剰に服用すれば交感神経が緊張して血流低下は起こります。
血流低下が起これば、体積も減り、委縮もします。

精神医療界は今、必死になって自分達の行為を正当化しようとしていますが・・・言葉も出ません。

国は何故もっと早く気が付かないのでしょう。

ルイジアナ州 ゾロフト(日本商品名:ジェイゾロフト)を提訴 - myu

2013/11/03 (Sun) 18:13:48

2013/10/31

米国ルイジアナ州司法長官は、有効性にまつわる重大な問題を隠し、不都合な治験データの意図的な隠ぺいを組織的に行い、ゴーストライターが書いた文献の使用を含む不正な手段で抗うつ薬ゾロフト(Zoloft、セルトラリン、sertraline、日本商品名:ジェイゾロフト)を販促し、同州公的保険(メディケイド)に不要な負担を強いたとしてPfizer(ファイザー)社を提訴した。訴状によると同社は販売当初からプラセボを上回る効果がないことを知りながら医師、患者、規制当局にこれを隠し、ゴーストライターの作成した論文を医学雑誌に発表するなど、周到な計画を練り上げたうえで販売促進を行ったとされる。今回の訴訟では、プラセボ比較の優位性をいかにねつ造するかを指南するファイザー社の内部資料メールも明らかにされた。現在、ファイザー社は同薬剤に関して出生異常を中心に多数の個人賠償訴訟を抱えているが、州検事総長による訴訟は初となる。


訴状より一部抜粋訳 (訳は参考程度に)

“Pfizer engaged and continues to engage in a deliberate, systematic practice of suppressing unfavorable results for its drug and misleading the state, healthcare providers, consumers and policy makers about the actual efficacy of its drug”. “The defendant caused thousands of false and deceptive claims tobe made to the state by manipulating published efficacy data, paying key opinion leaders to bolster Zoloft’s efficacy and deceptively concealing Zoloft’s inefficacy”
「ファイザー社は故意に不都合な結果の組織的なもみ消しを継続的に図り、同薬剤の実際の有効性に関して、州、医療機関、および政策決定機関を欺いた。被告は有効性データを操作して公表し、Key Opinion Leader(製薬企業の 販売促進を援助するために雇用される専門家(主に 医師))らに金銭を支払うことでゾロフトの有効性を大げさに吹聴させ、ゾロフトには効果がないことを隠してごまかした。」


ニュースソース (英語)
http://www.pharmalive.com/lousiana-ag-sues-pfizer-over-a-fradulent-zoloft-scheme

ニュースソース (日本語)

訴状
http://freepdfhosting.com/9d34013f16.pdf

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